2022年3月17 日投稿

赤ちゃん肌は非常に繊細です。季節の変わり目には急な肌トラブルで、
驚いてしまう親御さんも多いはず。
今回は特に繊細な新生児の肌を守るためのベビースキンケアの基本を紹介します。
基本の3つを守れば、だいじょうぶです。

【新生児の肌の特徴は?】

赤ちゃんの肌は未熟で繊細です。そのため新生児期は親御さんも気を使うと思います。
新生児の時期は生まれてから約3カ月までと言われています。
新生児期は、母親のホルモンの影響で皮脂の分泌量が多く、顔や頭は皮脂でベタつきやすいのですが、
頬やあご、胸部などは皮脂の分泌量が少ないため、皮脂の分泌量の多い部分と少ない部分の両方をケアをする必要があります。
成長のスピードも著しく、肌の老廃物がアカとしてたくさん発生するので残さず、流し落とすことも重要です。

【新生児期からスキンケアをスタートする理由。】

赤ちゃんの肌は見た目こそキレイで、肌はもちもちしていますが、実はスキンケアすることが必要です。
新生児期の皮膚は生後3カ月以降の乳幼児に皮膚より未熟で水分量・皮脂量がいずれも低く、乾燥しやすい状態です。
またよだれや、ミルクカス、涙が多くため、拭き取る摩擦でさえも皮膚を刺激してしまい、肌のバリア機能を低下させてしまいます。
スキンケアで肌のバリア機能を高めるサポートをしましょう。

【新生児のスキンケア方法(基本の3つ)】

・肌を清潔にしよう。

・肌をうるおい、保湿しよう。

・肌にふれるものでケアしよう。

肌を清潔にしよう。

洗浄剤は低刺激のもので赤ちゃんの肌に合うものを選ぶことが重要です。
赤ちゃんの洗浄剤を選ぶときに安全なものを使用したい思いから、
選ぶ際に「オーガニック、自然由来」などの商品宣伝を選ぶ基準にしていませんか?
日本の化粧品業界では、“オーガニック”と表示するのに、規定があるわけではありません。
赤ちゃんの肌は非常敏感。 商品によっては赤ちゃんには刺激が強い成分が入っているものもあります。
商品を購入した際にはパッチテストを必ずしてみましょう。

洗浄剤のパッチテストの方法

  1. 洗浄剤を泡立ててその泡を少量取り、前腕の内側などの目立たない部位に10円玉大ほどの大きさに塗布してください。
  2. そのまま30秒前後置き、濡らしたタオル拭います。
  3. その後、赤み、腫れがなく、赤ちゃんが泣いたりしなければ、毎日のスキンケアの一環として使用して問題ないでしょう。

泡切れも重要です。肌に洗浄成分が残ってしまうとそれが肌トラブルの原因となるため、
すすぎで汚れと一緒に洗浄剤が流れ落ちやすいものを選びましょう。

 

肌を清潔にしよう。

大人の半分以下の肌の厚みしかもない赤ちゃんの肌は、敏感でバリア機能も弱く、乾燥すると肌トラブルの原因なります。
新生児期は皮脂が多い部分と皮脂が少ない部分が混在しているため、保湿剤選びも重要になります。
新生児期~乳幼児期は保湿因子を含むもの赤ちゃんの肌に与えましょう。
表皮のいちばん上の層の「角層」に元々備わっている保湿成分を【保湿因子】と言います。保湿に必要な保湿因子が3つを説明します。

1つめの保湿因子は、角層の表面にある「皮脂膜」です。肌全体を覆いながら保護して、水分の蒸発などを妨げてくれます。

2つめの保湿因子は、角層細胞の中にある「自然保湿因子」です。
自然保湿因子は、その半分が肌のうるおいの素でもあるアミノ酸で構成されていて、角質に水分を貯蔵している役割を持ちます。

3つめの保湿因子は、肌のうるおいを保つ最も重要なカギともいえる「細胞間脂質」です。
角層細胞の間にある脂質のことで、「セラミド」を中心とした脂質が水分を挟み込んで、何層にも重なっています。
簡単に説明すると角質細胞が水分の貯蔵する場所ですが1つ1つは非常に小さい。
そこで細胞間脂質が角質細胞と水分つなげる役目を果たしています。
角層のうるおいの80%以上は、この「セラミド」などの「細胞間脂質」が守っています

・肌にふれるものでケアしよう。

はじめて赤ちゃんにふれる肌着は素材が重要です。
新生児~乳幼児期はとにかく敏感肌です。1日中室内で過ごす赤ちゃんの肌着には素材が大きく関係します。
大きく分けて天然繊維と化学繊維があります。
化学繊維のものは冬はあたたかく、夏は涼しい素材だったり、洗濯耐久性が良く乾燥もしやすい、
色数も豊富で比較的安価なものが多いです。
しかし便利と引き換えに、原材料は石油が多く、機能性を持たせるために化学薬品を使います。
その化学物質には発がん性や肌に刺激を与える成分が微量ながら入っています。
この成分が肌荒れを起こしたり、痒くなったりする原因になります。
また化学繊維は濡れても乾燥しやすいため、着用時には肌を乾燥させてしまいます。
新生児にとって肌の乾燥はトラブルの原因になりやすくあまりオススメ出来ません。
肌の強さには個人差もありますが、化学繊維は赤ちゃんの肌に触れないほうが好ましいです。

天然繊維には主に、綿、毛、麻、絹があります。 この中でも最も肌のトラブルやアレルギーを起こしづらいのがです。
の糸は今でも手術用の縫合糸取され、人の肌に近いタンパク質の構造を持っています。
手術用の縫合糸に使用されるくらいなので長時間敏感な新生児の肌に触れていても問題は出にくいです。
であっても化学薬品の漂白剤や染料が使用されていれば、問題を引き起こすため、化学薬品を使っていないものがオススメです。

天然繊維で最もポピュラーな綿は最も安価で使いやすい素材です。
綿の特徴は吸水性が優れている点です。新生児~は汗かきです。そのため吸水性の良い綿もオススメです。
綿の場合、吸水性は良くても乾きづらいことがわかっていますので、こまめに着替えをすることを心がけてください。
水分を含んだ綿をずっと着用していると、汗疹などになってしまいます。

新生児からのスキンケアは基本の3つのポイントを守っていれば、特殊なことはいりません。
肌育という言葉があります。
肌育とは過剰すぎない、赤ちゃんの立場になって成長を見守ることだと思います。