2022年2月16 日投稿

赤ちゃんにとって洗顔は欠かせません。
赤ちゃんの成長著しい時期は、古い肌が剥がれ落ち、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーの最も活発な時期です。
皮脂・老廃物・垢や汚れも多く身体をキレイにする沐浴や洗顔は欠かせません。
今回は赤ちゃんの洗顔はいつから始めるべきなのか、1日の中で何時に洗顔ですれば良いのか?
どんな洗顔料を使うべきなのか?を紹介します。

【赤ちゃんの洗顔はいつから?いつすればいいの?】

赤ちゃんの洗顔ケアは、生まれてすぐの新生児の時期から始めましょう。
赤ちゃんはターンオーバーが活発で、生後2か月くらいまでは母親の性ホルモンの影響で皮脂が出やすくなっています。特に皮脂や肌の老廃物は、そのままにしておくと顔に黄色いかさぶたのようなものができ、頭皮にフケのようなものがでる。これが乳児脂漏性湿疹になります。

乳児脂漏性湿疹を防ぐためにも、新生児のうちから洗顔・沐浴が大切です。

生後2か月を過ぎると、母親の性ホルモンの影響が減少し、皮脂の分泌量も次第に減少します。生後3カ月以降から思春期くらいまでは皮脂の分泌量が落ち着いた状態になります。
生後3ヶ月から思春期まで肌が乾燥しやすくなります。赤ちゃん用の石けんやソープできちんと洗い、保湿ケアを行なうことで問題はありません。

洗顔の時間に最も適している時間は?
洗顔をする時間は様々な意見があります。朝派・夜派・午後派など赤ちゃんも十人十色なので、この時間が最も適しているという時間は ありません。
重要なのは決まった時間に洗顔を行うことです。
決まった時間に行うことで、赤ちゃんの生活は習慣化します。赤ちゃんは生活のリズムが乱れることを一番嫌がります。時間の認識がない赤ちゃんにとって規則的な行動が安心感を得られるとされています。

【赤ちゃんの洗顔方法】

1.ベビー石鹸・ベビー用の洗顔料を泡たてネットなどで、事前に泡を作りましょう。事前に泡をつくっておくと、慌てなくて便利です。泡たてネットは大人用のもので十分です。使用前・使用後にしっかり洗っていれば、ママやパパが使用するものを兼用しても問題有りません。

2.泡を皮脂・汚れの多い部分に乗せてください。おでこ、鼻、あご(一般的に言われるTゾーン部分)を最初に洗います。やさしく指のはらで洗いましょう。
決して力を入れないようにしてください。

3.頬、口周り、耳の裏、下顎の順に洗いましょう。
耳の裏は忘れがちな場所なので忘れないようにしてください。

4.すすぎ水を使ってしっかりすすぎましょう。しっかりすすぐことで、洗顔料を肌に残さないことを意識してください。すすぎが甘いと肌に洗剤が残ってしまい、赤ちゃんの肌トラブルの原因になります。 すすぐ際には頭の上から下へ、すすぎ水をかけると反射的に赤ちゃんは目を閉じるます。 すすぐ際にはシャワーなどで直接かけることよりも、一度桶などですすぎ水をためて、手でかけてあげましょう。シャワーは温度調節が難しかったり、急に水流が強くなったりします。すすぎ水を優しく手でかけてあげることで、赤ちゃんも安心してくれます。

5,洗顔後は保湿剤を付けてあげましょう。洗顔と保湿はセットでお考えください。赤ちゃんの肌は大人の半分の厚さしかありません。そのため摩擦や乾燥など、少しの刺激で傷ついたり、肌が荒れたりするので、しっかり保湿をしましょう。新生児に使う保湿剤は、肌への刺激が少ない赤ちゃん専用のものを使うと安心です。
赤ちゃん専用の保湿剤は、無添加や無香料のものが多く、赤ちゃんの肌への負担にならないように作られています。大人用のものは、香料や保湿効果を高める成分が使われているものが多く、赤ちゃんには刺激が強いので使用は避けましょう。

【赤ちゃん用のベビー石鹸を使いましょう。】

赤ちゃんの毛穴に詰まった皮脂や汚れを清潔にするためには、水だけでは落としきれません。ベビー石鹸を使用しましょう。肌や毛穴に残った皮脂は、空気中の雑菌やホコリ、化学物質と結びついて、肌荒れを招きます。無理にお湯だけで洗おうと、ゴシゴシ摩擦すると肌を傷つけてしまう可能性があります。デリケートな赤ちゃんの洗顔だからこそ、ベビー石鹸の「泡」の力でやさしく洗ってあげましょう。
ベビー石鹸には大きく3タイプがあります。各タイプの特徴をまとめました。長所・短所はそれぞれあるので選ぶ際の参考にしてみてください。

1.固形タイプ
固形のベビー石鹸は、無添加でシンプルな処方のものが多く、実は洗浄成分は一番しっかり汗や汚れを落とすことができ、すすぐ時間も1番短い特徴があります。比較的低価格で長持ちするため、コストパフォーマンスの面で優れています。
ただし、毎回よく泡立ててから使う必要があるため、手間を掛けず片手でササッと洗いたい人にはおすすめしません。また、浴室に放置しておくと溶けやすく、風通しの良い場所で保管する必要があります。

2.泡タイプ
ポンプ式で押すだけで泡になって出てくる泡タイプのベビー石鹸。コスパの面では一番不利ですが、何といっても、ポンプを押すだけでふわふわの泡が出てくるのでとても便利。片手で作業できるのは非常に楽です。

3.液体(リキッド)タイプ
液体(リキッド)タイプのベビー石鹸は、固形石鹸と同じく、最初に泡立てる必要があります。とはいえ、固形石鹸に比べて泡立てやすく、泡タイプよりも内容量が多いものが主流のため、固形石鹸と泡タイプの中間の商品になります。

このブログを見ていただいているお客様は大半が、【赤ちゃんのためにどうしたいか?何が一番良いのか?】とお考えだと思います。毎日することなので手間がかかっては長続きしないため、赤ちゃんよりもケアする親側の目線になってしまうこともあると思います。それは一時的なものですので、赤ちゃんのためを考えた商品を選んでください。

【固形のベビー石鹸にはだいじょうぶ社の商品を】

だいじょうぶ社は2種類の石鹸を紹介しています。
だいじょうぶせっけん
だいじょうぶせっけんしっとり
両タイプともにシルクのフィブロインタンパク質をコールドプロセスという製法で丁寧につくった石鹸です。シルクのフィブロインタンパク質とオイルをメインに作られたベビー石鹸です。
シルクフィブロインタンパク質は、余分な皮脂や汚れだけを吸着し、すすぎ水でスッキリ落としてくれます。 またこのタンパク質は人への親和性*(親和性=シルクタンパク質と人のタンパク質が似たような作りをしているので、拒否反応が出づらい素材です。)そのため安心して使用できます。

初めてのスキンケアにはスキンケアセットもオススメです。