目立つ鼻の毛穴を固形石鹸でケアするための、3つの手順。
2021年11月4 日投稿
冬場は毛穴が汚れがちになります。
夏のように朝も汗も欠かないため毛穴がつまり気味に。
昨年からの習慣でマスクを付けているため、
余計にマスクを取ったときに鼻の毛穴が気になりませんか?
しっかり洗顔しているになぜだろうと悩む方も少なくありません。
特にいちご鼻は直接毛穴に詰まっている皮脂にアプローチするよりも
根本的な解決につながる方法を試してみませんか?
正しい固形石鹸を使って鼻の毛穴をケアする方法を紹介します。
【皮脂が多い顔の部分は鼻!ありがちな肌トラブルとは?】
鼻の表面の毛穴に詰まった汚れや皮脂、
古い角質が酸化*し、黒くブツブツのように見えることからいちご鼻と言われています。
(*酸化=酸素と結合しておきる現象。鉄などの金属のさびも酸化の一例です。)
鼻は顔の中でも皮脂量の分泌が多いため、毛穴詰まりを起こしやすい部分でもあります。
毛穴に詰まる汚れや皮脂、古い角質は元々白いのですが、酸化すると黒くなります。
酸化した状態の汚れは、なかなか取れないため、
女性、最近は男性もファンデーションで
毛穴を埋めて隠す方法が一般的です。
【鼻のスキンケア方法1:鼻の肌を柔らかくする】
気になる毛穴の汚れを直接取ろうとしても難しいです。
毛穴は温度によって開いたり閉じたりするため、
皮膚を柔らかくして、毛穴の汚れを取りやすくしましょう。
毛穴を広げるためには蒸しタオルが簡単にできます。
(オススメの温度の蒸しタオルを作るためには湿らせたタオルを絞って600W 20秒~30秒で45℃前後になります。)
少し冷ましたら鼻を隠すように少しおおきく、
タオルを鼻にのせて大体10秒数えてみましょう。
【鼻のスキンケア方法2:固形石鹸で毛穴詰まり・汚れを取る。】
皮膚を柔らかくしたら、
毛穴に詰まっている汚れを取り除く作業に入りましょう。
毛穴の汚れを取るためには多孔質の吸着素材成分が入っている固形石鹸をオススメします。
多孔質の吸着成分?と言われてもピンとこないと思います。
下の写真を御覧ください。
多孔質とは写真のように穴があいていて、
穴の部分に皮脂や汚れを取り込み吸着するものです。
固形石鹸は、肌に優しく泡切れ(水ですすいだときに残らず流れ落ちる)が良いため
毛穴の汚れを落とすのに適しています。
多孔質で脂・汚れを吸着してくれるものが、
開いた毛穴の入り汚れや古い角質、余分な皮脂を除去してくれます。
固形石鹸で作った泡を使って鼻を洗います。
こすらず、軽く指の第2関節で押し当てて洗います。
それからぬるま湯でやさしくすすぎましょう。
だいじょうぶ石鹸で使われているシルクフィブロインタンパク質は、
写真のように多孔質で汚れや皮脂を吸着してくれます。
手作業でシルクの繭から抽出するタンパク質自体は粒子が細かく、
毛穴の細部にまで入り込んで汚れや皮脂を吸着してくれるのが特徴です。
【鼻のスキンケア方法3:保湿をする】
毛穴の汚れを取り終わったら、肌を保湿します。
毛穴から出る皮脂は元々肌のバリア機能*
(バリア=一定の湿度を保ち、外的要因から肌を守るためのもの)のためのものです。
保湿ケアがポイントです。
保湿では水分を十分に与えて、保湿後、油膜で水分が蒸発するのを防ぎます。
油膜を作る化粧品は主に3つあります。保湿ジェル、乳液、クリーム。
クリームは油分が最も多く乾燥しづらい特徴があります。
肌にもっとも残り、効果を持続するのがクリームです。
ついで乳液、保湿ジェルの順になります。
肌はバリア機能を保つため、毛穴から毎日新しい皮脂を出します。
そのため肌に油分が多すぎても毛穴に詰まる原因になり、少ないと乾燥してしまいます。
肌の皮脂を助ける油分を含む化粧品は、
年齢や肌質によって保湿ケア商品を使い分けることが必要になります。
皮脂量は個人によって差があります。
一般的に男性は皮脂の分泌が40,50代になっても減らないため、
油分の多いものはあまり使わないことをオススメします。
女性は30代から皮脂の減少が始まり、
40,50代は20代の頃に比べると半分近くになります。
20代は油分の少ないものを使い、
40,50代で油分の多いものを使うような、年齢で保湿商品のカテゴリーを変え
顔の油分調節を行いましょう。
【鼻のスキンケアでやってはいけないこと、毎日の積み重ねが大事。】
鼻の毛穴ケアで一番してはいけないことが直接刺激を与えることです。
誰でも一度はやったことがある指を使って毛穴から、
皮脂を押し出したくなる気分は理解できますがグッとこらえましょう。
毛穴を広げてしまう原因になります。
道具を使って毛穴の詰まりを無理やり取ることや、鼻パックもおすすめできません。
鼻の毛穴のケアは毎日の積み重ねが必要です。
根気よく続けましょう。