2021年11月2 日投稿→2022年2月4日更新

脂性肌の人は、皮脂の分泌量が多く肌のベタつきや
テカリが気になるのは夏だけではありません。
冬場もテカリを抑えることは重要です。
そこで皮脂をしっかり取るような洗顔料を使ったりしていませんか?

皮脂を取りすぎるスキンケアを続けてしまうと、
逆に皮脂の過剰分泌を促してしまいます。
適切な洗顔を学ぶことが、脂性肌を改善する第一歩です。

脂性肌向けの適切な洗顔方法について詳しく紹介していきます。

【まずは脂性肌の原因を知ろう】
肌質は人それぞれ違いがあります。
もともと持っている肌質を決める要因ではありません。
生活環境だったり、食生活、睡眠なども関係してきます。

まずは原因について理解することが大切です。
脂性肌は2種類があります。

1,肌の水分量、油分量共に多い元々持っている肌質がの脂性の方。

2,肌の乾燥が原因で起こる脂性肌の方

もともと肌質で持っている脂性肌は水分量と油分量の両方が多いのに対して、
乾燥が原因で起こる脂性肌は、水分量よりも油分量が極端に多いのが特徴です。
脂性肌のタイプを見分けるには、
洗顔、タオルドライ後すぐにスキンケアを行わずに肌の状態をチェックしてみることです。
洗顔直後の肌がつっぱらない場合は元々の脂性肌、
つっぱるときは乾燥が原因の脂性肌だと考えてください。

脂性でも肌のタイプによってケアが異なります、
そのため脂性肌タイプを把握することが大切です。
特に乾燥が原因の脂性肌は女性に多く、
誤ったスキンケアや続けていたり、油分・糖分の多い食生活などが肌に影響しています。

【適切な洗顔方法とタイミング】

女性に多い乾燥が原因の脂性肌は、
皮脂を取りすぎないことがケアのポイントです。
脂性肌は、保湿不足が主な原因です。肌の水分が不足してしまうと、
肌自身が皮脂を分泌させて肌を守ろうと働きます。
肌のうるおいが不足するほどに皮脂の分泌量も増えてしまうのです。

乾燥肌の場合、皮脂を取りすぎることに力を入れるのではなく、
必要以上に肌の油分・水分を奪わないようにすることが大切です。
洗浄力の強すぎる洗顔料を使用することや、
何度も洗顔するようなケアは逆に皮脂を出す結果になります。

乾燥肌の人は皮脂の分泌量が多いため、
毛穴の汚れや詰まりを気にしている人が多い場合があります。
そこで注意してほしいのが毛穴パック。
毛穴を無理やり広げる行為は皮脂や角質まで根こそぎ取るため、ますます毛穴が広がり、
肌はボロボロになります。毛穴も広がるため、汚れも溜まりやすくなります。
なので絶対に行わないでください。

洗顔に関しては、3つのポイントがあります。

1,すすぐための水は人肌より少し冷たいくらいの30~32℃位がベストです。
  あたたかすぎても皮脂をと取りすぎてしまい、冷たいと汚れが十分に取れません。

2,泡を使って気になり部分から洗おう。

  こすらないのが原則です。十分に泡をたて、気になる部分に泡をのせるようにしましょう。
  ゴシゴシせずにそっと押し当ててください。
  こすらなくても汚れと余分な皮脂は落ちます。

3、W洗顔を推奨します。
  W洗顔不要の洗顔料は楽ですが、その分洗浄力が強く、
  皮脂を根こそぎとってしまいます。
  肌の改善にはメイクオフも楽なものを選びましょう。

洗顔後は、洗顔料が肌に残らないように十分すすぎを行います。
すすぎは洗顔の3倍の時間をかけて落としましょう。(以前のブログでも掲載しております。)
すすぐときにも肌を擦ったりしないように注意しましょう。

皮脂の酸化は毎6時間と言われています。
そのため1日2回、12時間間隔で洗顔するのが適しています。
朝、夜の洗顔が必要とされています。

そして保湿ケアは重要です。
皮脂の分泌量が多いと化粧水や乳液のケアを省く人も少なくありません。
しかし、乾燥が原因の脂性肌は水分が不足しているため皮脂分泌が過剰となっています。
特に肌の水分補給は重要ですので、しっかりと保湿ケアを行いましょう。

【脂性肌と乾燥肌両方の性質がある場合の洗顔は?】

脂っぽい部分と、乾燥している部分が混在している混合肌タイプの人も多いでしょう。
Tゾーンなどのおでこと鼻にかけては皮脂分泌量が多く、
顎と両頬を含むUゾーンは皮脂量が少なく乾燥しやすい部分です。
主にホルモンバランスの乱れ、ストレスが、混合肌の原因だと言われています。

ホルモンバランスの乱れは、不規則な生活習慣やストレスなどが原因で起こります。
生活習慣の見直しやストレス対策が肌質改善にも働いてくれるでしょう。

併せて、スキンケア方法も見直す必要があります。
混合肌の場合、肌の状態をよく観察して、
乾燥しやすい部分と脂っぽい部分をよく見分けることが大切です。
そして、肌の状態に合わせて洗顔方法を変えてみるのです。
洗顔時も皮脂を落としすぎないように気を付けます。
ベタつきが気になると洗顔で落とそうとするでしょう。

しかし、皮脂を落としすぎると、かえって皮脂の過剰分泌を進めてしまいます。
ベタつきやすいTゾーンは固形石鹸を使い、
乾燥しやすいUゾーンは泡だけ使ってぬるま湯で洗うようにします。
肌の乾燥が目立つときは、泡を乗せてぬるま湯ですすぐだけもいいでしょう。
そして、洗顔後は乾燥している部分もベタつきが気になる部分も、十分な保湿ケアを行いましょう。

【表面だけ脂っぽいインナードライの洗顔方法は?】

肌表面は皮脂でうるおっているのに、
肌の内部は乾燥しているインナードライ肌に悩む人も多いでしょう。
インナードライ肌になるのは、生活習慣の乱れやストレスといった内側からの要因と、
スキンケアをしすぎてしまい、
代謝ができず不要な角質が溜まってしまっていることが原因の場合が多いです。

肌のバリア層に代謝できていないものがたまり、
バリア機能が低下することでターンオーバーが乱れ、
肌が乾燥するなど肌のトラブルも起こりやすくなります。

【原因に合わせた洗顔方法を選ぼう】

脂性肌は人によって様々な原因があります。
外的要因(ストレス)や自身の食生活が複雑に重なり合って起こることもあります。
そこで、肌を健やかに保つためには、自分の肌質を正確に把握することが大切です。
そして、肌質に適したケアを取り入れることが重要となります。

固形石鹸ならだいじょうぶせっけん

余分な皮脂は取り除き、適度に残すことは、難しいですよね。
そこで、自分でコントロールできないところはシルクに任せてしまいましょう。
シルクでもシルクフィブロインは様々な機能性を持っています。
余分な皮脂、老廃物を吸着する機能もあります。