寒くなってきた冬の朝、洗顔で注意したい3つのポイント。
2021年10月28日投稿
急に寒くなってきましたね。そのため冬の肌は、
空気の乾燥や寒さといった過酷な環境にさらされています。
そのため摩擦やスキンケアなどの刺激に敏感になりやすいうえ、
カサつき・ごわつきが気になることも多いもの。
冬でも健やかで美しい肌をキープするには、
肌の状態に合わせて朝の洗顔方法を見直すことが大切です。
今回は冬の朝、洗顔で注意したい3つのポイントを紹介します。
【冬の洗顔方法】
指でゴシゴ顔を擦らないように、
泡のクッションをはさみながら、
やさしくそっと洗うのがコツです。
大切なポイントは「さわりすぎない」「こすらない」こと。
皮膚にはターンオーバー(=代謝)があって、
こすりすぎるとこのターンオーバー(=代謝)する機能を壊してしまいます。
ですのでこすらず、泡でそっと優しく洗いましょう。
ターンオーバーとは・・肌は一定のサイクルで新しく生まれ変わり、
古いものは剥がれ落ちます。この自然の循環をターンオーバーといいます。
指を使う時には、親指以外の4本の指を使い、
絶対に爪を立てないようにしてください。
また洗顔後のお肌は、ダメージを受けやすいので、ふく際もこすらず、
タオルでやさしく押さえるようにして、水分を取るのがポイントです。
【熱いお湯で洗うのはやめましょう】
熱いお湯で顔を洗ってしまうと、なんだか顔がつっぱるような感じがしませんか?
実は、熱いお湯で顔を洗うと、肌を守っている必要な皮脂まで、洗い流してしまいます。
肌のバリアでもある皮脂を洗い流してしまうと、お肌に残してほしい潤いや保湿成分もドンドンと逃げて行ってしまいますよね?
『熱いお湯で洗うとシワの原因になる!』と言われる理由は、このことだったのです。
ちなみに、水だけでは落ちない汚れもありますので、目安は30℃~35℃ぐらい。
人肌より、少しぬるめのお湯で洗うのがポイントです。
逆の冷水も毛穴が引き締まってしまうため毛穴の中の汚れが洗い流しづらくなります。
加えて皮脂は冷たいと固まってしまうため、余計落としづらくなります。
【最後に冷たい水で引き締める】と思っている人がいるかも知れませんが、
残念ながらこちらも全く意味がありません。
数分後には、皮膚の温度も戻って毛穴も元通りに開きます。
【洗う順番に気をつける】
皮脂の汚れが気になるところから洗い、乾燥しやすい場所を、
一番最後に洗いましょう。
鼻まわり→おでこ→口もと→頬→目もと、の順番で洗います。
カサつきの気になるところや、過敏になっているところがあれば、
そこを一番最後に洗いましょう。
洗顔料がお肌に触れる時間も少なく、負担を減らせます。
【冬の洗顔には固形せっけん】
朝の洗顔は何を使っていますか?
何も使っていない水・ぬるま湯洗顔なんて方も多いと思います。
また冬は寒いので、洗面所にいる時間は短くしたいと思いますが、
ここでぐっと我慢が、洗顔で美肌つくりには朝の洗顔は欠かせません。
冬場は乾燥を気にして、夜に保湿クリームなどを多く付けてしまう傾向があります。
しかし余分に塗られたクリームは肌に浸透する分以外は、皮膚の上に残ってしまいます。
朝の洗顔で残っているクリームなどは朝の洗顔で落としましょう。
それには固形石鹸がおすすめです。なぜなら、お肌になるべく負担をかけないからです。
固形石鹸に含まれる界面活性剤は汚れや余分な皮脂・脂をしっかり浮かしてくれます。
洗浄力は高く、水で流したときに肌に残らない効果もあります。
固形石鹸は短時間で余分な汚れ、皮脂、脂だけを落とし、肌に残りづらいため肌の負担を最小限にしてくれるアイテム。
本格的な冬を前に、固形石鹸で洗顔未体デビューしてみてはいかがでしょうか?