日差しが強くなってきた時期に気になるのは紫外線。
スキンケアの話でよく聞くのは紫外線はすべて悪い原因とされるような扱いに。
ならば人は日光浴をなぜするのでしょうか?
GW前の2回に分けて、良い面と悪い面を持っている紫外線の必要性と対策について紹介します。
1回目は紫外線とは?紫外線の3つのメリットを解説します。

紫外線とは?

紫外線は、太陽から放射される電磁波の一種であり、波長が可視光線よりも短く、紫色に近いために紫外線と呼ばれています。紫外線には、波長の短いUV-C、UV-B、波長の長いUV-Aの3種類があります。UV-Cは地球に届かず、UV-BとUV-Aが地球に届きます。
肌への影響の違いをまとめるとこうなります。

  • UV-B…日光などに長時間当たると肌の赤くする、原因の紫外線
  • UV-A…肌の表面には影響が見られないが、深く刺さり、肌のシミ・シワの原因とされる紫外線。

メリットについて

肌のトラブルしか引き起こさないと考えがちな紫外線。紫外線を浴びる日光浴をわざわざする事のメリットは何でしょうか?それは3つあります。

  • ビタミンDを合成
  • 気分の改善→ハッピーな気持ちに
  • 体内時計の調整

ビタミンDを合成

紫外線は、肌に当たることで体内でビタミンD3を合成することができます。
このビタミンD3は、肝臓と腎臓でさらに変換され、体内で活性化されます。紫外線はビタミンDの合成に不可欠な役割を果たしています。

《ビタミンDの働きは?》ビタミンDにはカルシウムやリンの吸収を促進するはたらきがあります。カルシウムやリンは骨の材料となるため、その吸収を助けるビタミンDが不足すると健康な骨を作ることができなくなってしまう<のです。

《子供や赤ちゃんにとっても大切なビタミンD》成長スピードが早く、急速に成長するために、子供・赤ちゃんはたくさんのカルシウムが必要です。 ビタミンDはカルシウムの吸収に必要なので、不足すると発育や発達に影響します

気分を改善してハッピーな気持ちに!

日光浴をして紫外線を浴びると、体内ではセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が増え、気分が改善されると考えられています。
セロトニンは別名《幸せホルモン》と呼ばれいています。
紫外線を浴びることで、体内のセロトニンが増加することで、気分が改善されると考えられています。

日光浴によって体内時計を調節!

体内の細胞には24時間周期で制御する体内時計があります。これを体内時計細胞といいます。この働きで1日の行動のリズムを決めています。夜更かしなどが続くとずれてしまい、健康的な生活リズムが維持できなくなります。子供・赤ちゃんはこの体内時計がまだまだ未熟で、少しでも乱れると体調を崩したり、ストレスを抱えてしまいます。子供や赤ちゃんの夜泣きなどこのことが原因とされています。

ただし、過剰な紫外線は肌に悪影響を及ぼすことがあるため、適度な量に留めることが重要です。
季節にもよりますが、1日15分程度でOKみたいです。(紫外線の1日の必要量について詳しく知りたい方はこちらから)

元気に遊んだら、お風呂で汚れと汗を洗い流しましょう。

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