2021年9月23日投稿

界面活性剤って聞いたことありますか?

多くの方が目にしたことがあると思います。

体に悪そう。・危ないんじゃないの?ってイメージを持つ人もいるかも知れません。

だいじょうぶ社では界面活性剤の正しい知識を紹介します。

【界面活性剤って何?】

界面活性剤にはたくさんの働きがあり、
洗剤の世界でも食品の世界でも幅広く使われています。
天然のものもあれば、合成されたものも存在します。

汚れを落とすとき、界面活性剤という成分は切っても切り離せない存在です。

界面活性剤の界面とは【異なる性質をもつ2つの物質の間にある境界面】のことになります。
わかりやすい例で話すと水と油です。
水と油は混ざりません。この境目に界面が生じています。
活性剤とは【そのものの持つ機能を活性化させる物質】のことです。

つまり、界面活性剤とは
【異なる同士の物質面に働いて性質を変える物質】のことを意味します。

界面活性剤が働くと、本来混ざり合わない水と油が混ざるようになります。
水と油を結びつけてくれるわけです。

【石鹸は界面活性剤】

石鹸は界面活性剤の一種です。

石鹸は油脂とアルカリを原料につくられます。
動物性や植物性等の天然由来のものが中心です。
だいじょうぶ社はオリーブオイル・ココナッツオイル・パームオイルの
3種類を混ぜ合わせてつかっています。

これを苛性ソーダ、水酸化Na(水酸化ナトリウム)や苛性カリ(水酸化カリウム) ,
アルカリと一緒に反応させることで石鹸ができます。

【石けんの働き】

石けんの働きについて紹介します。

上の写真を見てください。

石けんには油に付きやすい部分と、水に付きやすい部分に別れます。
油に付きやすい部分が皮脂に結びついて、取り囲みます。
すると水に付きやすい部分が、水と結びつこうとする力で
汚れを浮かびあがらせていきます。

界面活性剤=石けん

正しい知識を知って、あなたの【だいじょうぶ】を増やしましょう。