このたび、世田谷区立 食と農の博物館さまにて、8月のあいだ土曜日に、親子でお楽しみいただける小さなワークショップを開催させていただくことになりました

● 繭って、なんだろう

「まゆ玉」とお伝えしても、いまの時代、実物を見たことのあるお子さまはそう多くはないかもしれません。

繭は、蚕という生きものが、さなぎになるときに自分の身をつつむためにつくる、小さなお家のようなものです。おどろくのは、その繭が、たった一本の糸でできていること。長さにして、1000メートルから1500メートル。一頭の蚕が、ずーっと途切れることなく口から糸を吐き続けて、ぐるり、ぐるりと自分の身を包んでいく。

手のひらにのせると、驚くほど軽く、そして、ほんの少しあたたかい気がします。命の名残りが、まだそこに宿っているような。

そしてもうひとつ。繭は、ひとつひとつ、かたちがちがいます。ふっくらしている子、少し細身の子、片方がとがっている子。同じものは、ふたつとありません。

● なぜ、これを開くのか

だいじょうぶ社は、シルクを軸に、赤ちゃんから大人まで、ご家族みんなが安心してお使いいただける スキンケアやファブリック製品をつくっている、小さなブランドです。

けれど、シルクという素材のことをお伝えするたびに、いつも思うのです。

「もし、蚕という生きものを見たことがあるなら」
「もし、繭を実際に手にとったことがあるなら」

きっと、シルクが肌にふれたときの感触の意味も、絹という素材を大切に扱う理由も、ぐっと近しく感じていただけるのではないか、と。

● 当日の流れ

会場では、乾燥処理をした清潔な繭をご用意しております。

お子さまには、まず好きな繭をひとつ選んでいただきます。「これがいい」と選んだその瞬間から、もう「自分の繭」が生まれています。

つぎに、油性ペンでお顔を描いていただきます。にっこりお顔でも、おすまし顔でも、なみだ顔でも、どんなお顔でも大丈夫。「うまく描こう」としなくて大丈夫。世界にひとつだけのお顔が生まれます。

そのあとは、毛糸を首元に巻いたり、下半分に折り紙でお洋服のように巻いてみたり、シルクの綿をふんわり添えたり。お子さまの「好き」に沿って、お手伝いします。

最後に、ストラップをつけて完成。チャームアクセサリーとして吊り下げることが出来ます。

すべてで、15分から20分ほど。じっくり派の子も、さっと作る子も、それぞれのペースで大丈夫です。

● 保護者のみなさまへ

このワークショップは、お子さまが主役ですが、もうひとつ、こっそり願っていることがあります。

それは、保護者の方が、お子さまの「集中している横顔」を、ゆっくり眺める時間を持っていただけたら、ということ。

日常の中では、なかなか意識してお子さまの手元を見つめる時間はないかもしれません。

今日の思い出になれば幸いです。

シルクという素材のこと、敏感肌の方にも安心して使える理由など、もしシルクにご興味があればお伝えできればと思います。

無理におすすめしたりはいたしませんので、どうぞお気軽に「見に来ただけ」でも大歓迎です。

● 開催概要

日程予定:2026年 8月1日・8日・22日・29日(いずれも土曜日)
時間:10:00〜15:00(随時受付)
会場:世田谷区立 食と農の博物館
参加費:1作品 200円(材料費・税込)
所要時間:15〜20分ほど
対象:どなたさまでも(お子さまは保護者の方とご一緒にお越しください)
ご予約:不要(先着順にてご案内いたします)

夏休みのご予定のあいまに、ふらりとお立ち寄りいただけましたら、うれしいです。